ウィル・ツァイが仕掛ける驚異のコインマジックがSNSを通じて爆発的に拡散中!


5月26日(PST)、アメリカのオーディション番組「America’s Got Talent」にマジシャンのウィル・ツァイ(Will Tsai)が出演した映像が公式ツイッターにアップされるやいなや、瞬く間に業界内でリツートされ、YouTubeでは公開から3日と経たずに300万回を記録。また、Facebookでは、既に2000万回以上も再生され、SNS上で爆発的に拡散されている。

実際の動画がコチラ。

最初はよくあるコイン・アセンブリからスタート。

よくありがちなものを見せて、そのままご退場かと思いきや、

今度はカードを使わずにそのまま一瞬でコインを瞬間移動させていく。

手で覆い隠すこともなく、瞬く間に4枚のコインが1ヶ所に集まっていく。

そして、指をパチンっと鳴らすと、4枚のコインが一瞬で四隅へ戻ってしまう。

最後に1枚1枚のコインを指で少しなぞってみると、バラの花びらに変わり、演技終了。

ウィル・ツァイとは何者か?

ウィル・ツァイとは、マジックメーカー「SandsMinds」に所属するクリエイター兼パフォーマー。台湾生まれで15歳のときにカナダへ移住。その4年後、とあるストリートマジシャンのパフォーマンスに魅せられ、マジックの世界へ。

現在では、ビジュアルに特化した幾多のマジックの製作に携わり、代表的な作品として、「VAPR」「Absolute Zero」などがある。

こうしてメディアに顔を出すことはあまりないようで、ついにお目見えといったところか。なお、童顔ながらまさかの33歳。

気になるトリック論争

今回のパフォーマンス映像を受けて、やはり気になるのはそのトリックだろう。これに関しては、既にいくつかの仮説が飛び交っているようだ。

・リアルタイムで手の動きと連動し、事前に加工したCG映像と合成しているのでは?

・プロジェクションマッピングかな?

・コインの音に違和感があるけど、そこにヒントがありそう。

・ついにベンタブラックが実用化されたんじゃないのか?

・クロースアップマットが液晶ディスプレイになっているんじゃないか?

など意見は様々あるなか、共通していえるのはどれも最新鋭の技術を投入しているに違いないと睨んでいること。今回の現象といい、彼の過去作といい、きっとそれは当たっているであろう。それか、そうした技術とマジックで使われるようなトリックとが複合しているもんだから、パッと考えてもすぐに答えに行き着かないとしたら不思議ではない。

とはいっても、それこそプロジェクションマッピングを見るかのように、そうとわかっていたとしても、つい面白く感じてしまう魅力がある。

「ただのカメラトリックじゃないの?」とすぐに答えを出して吐き捨てたい層がいるのはもちろん当然だ。それが一般人ならこれといってどうでもいい話だ。

ただし、ことマジシャン側から見れば、間違った捉え方ではないかと思う。純粋に驚かされ、どちらかといえば(いや確実に)ポジティブな反応が得られている現状を踏まえると、それはマジシャンとして勝利を掴み取ったのも同じではないかな?(考えてみれば、見た目のアジア系だしね)

そのほかにも、早速ながら、元の映像をスローモーションにしてトリックを見破らんとする動画がYouTube上に登場していたりする。それはそれで再生回数を伸ばしているところがまたおもしろい。

SLOW MOTION: AGT 2017 Close-Up Magic Act Works With Cards and Coins  | YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3tiML3htyZ0

上記の動画を見る限り、コインが移動する瞬間、コインが2つの場所に同時に存在している場面が見て取れる。はて、これはあまりにも移動するのが速すぎるがゆえの残像現象なのかな?(笑)

https://twitter.com/AGT/status/868089595111497728

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