かつてブラジルの2人組マジシャンとして、1988年のFISMでGeneral Magic部門1位を受賞したヴィク&ファブリーニ(Vik & Fabrini)の片割れ、ファブリーニ・クリスチー(Fabrini Crisci)は2006年ごろから「マジシャン」などをテーマにした絵画を描きはじめ、着実に多くのマジシャンたちの支持を集めていった。そして、ついにはマジック雑誌「MAGIC Magazine」の25周年記念の最終号の表紙を飾り、1人のイラストレーターとして活躍の幅を広げている。
そんなファブリーニの作品はマジシャンの夢や悪夢、時にはナルシシズムを風刺した作品をテーマに描いており、幻想的で独特なタッチが魅力の1つでもある。
「O Magico Pianista」(または魔法のピアニスト)
「Manipulação de Nuvens」(雲のマニピュレーション)
「The Pickpocket」
「Thoughts」
ここからは絵のタッチをがらりと変えたジョーク風のイラストをご紹介する。
視力検査を受けるマジシャン
警察署にて
泥棒VSマジシャン
このほか、Fabriniの作品は彼のFacebookやホームページなどから見ることができる。