目次
「 あ 」から始まる用語
▼アウトオブディスワールド(Out of This World)
観客がデックを裏向きに持ち、1枚ずつ勘でカードを赤のカードと黒のカードに分けていく。最後にカードを表向きにするとそれらが全て一致してしまう作品のこと。
ネット上では、頭文字をとって「OOTW」と略されることがある。
▼アウトジョグ
デックからカードを上部に突き出すこと。
▼改め
演技の最初にこれから使う道具に仕掛けがないことを「改める」こと。
▼アルコーランデック
アル・コーランが考案したトリックデック。
同じ組み合わせの3枚~9枚のカードをワンセットとしてそれを何重にも重ねたデックのこと。これにより、必ずその3枚~9枚のカードをフォースすることができる。組み合わせ上、多くは52枚になることはなく、見た目は少し少ない印象を受けることがある。
▼アンビシャスカード
カードをデックの真ん中に入れるも、一番上(or 一番下)に上がってくる現象のこと。
「 い 」から始まる用語
▼インジョグ
デックからカードを下方に突き出すこと。
▼インデックス
カードの四隅にある数字とマークが描かれた部分のこと。
▼インビジブルデック、ウルトラメンタルデック
デックを表向きに広げていくと、観客が決めたカードだけが裏向きになって現れるトリックデックをいう。
「 う 」から始まる用語
▼ウォッシュシャッフル?
デックをテーブル一面にバラバラにかき混ぜるシャッフル。
「 え 」から始まる用語
▼エクストラカード
一組のトランプ以外にもう一組のトランプの中からカードを加えたカードのこと。
▼エキボック、マジシャンズチョイス
複数の選択肢から観客が自由に選んだように見えて、実は演者が意図したとおりに誘導する話法。
▼エスティメーション
estimation:概算する
パケットの枚数を目視、あるいは指先の感覚で推測する技術。
▼エニーカードアットエニーナンバー(ACAAN)
観客の選んだカードが、観客が選んだ枚数目から出現するという現象。
元はDavid Berglasがテレビで演じたのがきっかけで、その後に世界中のマジシャンたちが数々のバリエーションを発表し、「マジシャンの聖杯」と呼ばれている。
▼エンド
カードの短い方、横の部分。「端」とも言い表される。
「 お 」から始まる用語
▼オイルアンドウォーター
赤と黒のカードをそれぞれ水と油に見立て、カードを交互に重ねても、水と油のように赤と黒に分かれてしまう現象のこと。~~年にエドマルローによって考案され、現在まで様々なバリエーションがある。
▼オープナー
一番最初に演じる演目のこと。また時として、フォア・オブ・ア・カインドの別称として使われることがある。
▼オープンプリディクション
最初に予言を観客の見える所に置いておく現象のこと。
▼オフビート
ミスディレクションの一種。1つの演技がクライマックスを迎え、観客たちが気を抜いた瞬間に~~~~~~~~~~~~~~~~
▼オムニデック
デックと同じ大きさの透明なアクリルブロックのこと。クライマックスに選んだカード以外の51枚のカード(=デック)がこれに変化してしまう現象としてよく用いられる。
「 か 」から始まる用語
▼カードインデックス
パケットトリック専用のカード入れ。
▼カードトゥポケット
カードが演者のポケットの中へ飛行(移動)するマジックの総称。
▼カスケード
デック全体を湾曲させて、手から手へ一枚ずつ滝のように落とすフラリッシュすること。スプリングとは異なり、カードを垂直にして落とすような動きであるため、連続した滝のように見える。
▼カットオフ現象
新品のデックからリフルシャッフルをちょうど7回行うと、数学的にランダムになる原理のこと。これは5~6回程度行うとそうなるのではなく、7回目になると、途端にランダム性が現れる特徴がある。
研究論文のPDFも
▼カットフォース、クリスクロスフォース、クリスカットフォース
▼カーディストリー
カーディストリー(cardistry)とは、芸術家としての手腕を意味する「artistry」とカード(card)を組み合わせた造語で、カードマジックのフラリッシュを独立させたパフォーミングアートのこと。
元来、フラリッシュはカードマジックをするときにマジシャンの手腕を引き立たせるための演出として使われてきました。そして、長い歴史の中でプロ/アマ問わず、多くのマジシャンたちがその必要性について議論されてきたが、カーディストリーは根本が異なる。カーディストリーはカードマジックという枠を超えたパフォーミングアートであり、一種のスポーツとして発展を遂げた。
▼カードスタブ、スタブ現象、カードスタビング
▼カウンティング
カードを数えること
▼カニバルカード
▼カラーチェンジ
▼カラーチェンジングデック
デックの裏面の色が変化するマジックの総称。
▼カル
掌でデックを広げた際、特定のカードを密かにトップやボトムなどにコントロールする方法。
「 き 」から始まる用語
▼ギミック
仕掛けのある道具のこと
▼ギミックデック、トリックデック
▼ギャフカード(ガフカード)
▼ギャンブリングデモンストレーション
ギャンブルのイカサマ術を見せるという名目で行わるマジックの総称。
▼キーカード
密かに覚えたカードのこと
「 く 」から始まる用語
・クラシックフォース
・クラシックパス、シフト
・クリンプ
カードの片隅を少し曲げることで物理的な目印にすること。
これにより、デックの中に忍ばせても、見た目でも、触った時でも少し違和感を残し、どこにそのカードが
あるかを把握することができるようになる。
・クロースアップマジック
・クロースアップマット
・グリンプス、ピーク
カードを覗き見ること
「 け 」から始まる用語
「 こ 」から始まる用語
・コートカード
絵札のこと
・コーナー
カードの四隅のこと。「隅」ともいわれる。
・コントロール
特定のカードを密かに(トップやボトムなど)特定の位置に移動させる技法及び動作のこと
「 さ 」から始まる用語
・サイド
カードの長い方、縦の部分のこと。「側」ともいわれる。
・サイドジョグ
・サイドスチール
・サイステビンスシステム
・サカートリック(サッカートリック)
マジックが失敗したかのように見せかけて、最後にはマジックが成功するという演出のこと。
・サトルティ
効果を高めるための演出、無意識の誤認。
・サンドイッチ現象
「 し 」から始まる用語
・シークレットアディション
密かに数枚のカードを加える技法
・シカゴオープナー
(観客の選んだカードのバックの色の変化???)
・システムデック
52枚のカードを特定の並びにセットすることで、隣り合うカードを簡単な計算などで知ることができる
スタックのこと。有名なシステムデックとして、サイステビンスシステムが挙げられる。
・シックカード
厚みの大きいカード
・シャッフル
デックを混ぜること
・ショートカード
縦が少し短いカード。他のレギュラーカードと一緒に使うことで、
容易にカードをフォースすることができるようになる
・ジョグ
「 す 」から始まる用語
・スイッチ
入れ替えること
・スート
・スタック
特定の並びにしたデックのこと
・スタッキング
デックを特定の並びにすること
・ストリッパーデック、ウィザードデック、bebel deck
テーパー加工されたデック
・スプレッド
デックを両手の間に広げて見せること
・スベンガリデック
同一のショートカードを1枚おきに重ねたデック
・スポットカード(英語で使われるためここでは削除)
字札のこと
・スライハンド
指先の技術を意味する「Sleight of Hand」の和製英語
・スリーカードモンテ
3枚のカードを並べ替え、当たりのカードを観客が当てようとするも、観客は何度もハズレを引いてしまう現象
・スリーピング
洋服の袖の中に道具を隠す技法
・スリックカード
滑りやすくしたカードを1枚加えることでその部分でカットしやすくすることができる
「 せ 」から始まる用語
・セカンドディール
密かにデックの上から2枚目のカードを配ること
・セットアップ
事前準備のこと。カードマジックでは、主にカードを事前にある特定の並びにしておくことをいう。
・セミオートマチック
・セルフワーキング
手順通りに行えば、技法を使わず自動的に現象を起こすことができるマジックの総称。ほとんどの場合、カードマジックを指している。
「 そ 」から始まる用語
「 た 」から始まる用語
・タイムミスディレクション
・ダブルリフト
2枚のカードを1枚のようにめくる技法
・ダブルフェイスカード
裏面がなく、両面表のカード
・ダブルバックカード
表面がなく、両面裏のカード
・ダブルブランクカード
表裏ともにブランクカード
・ターンノーバー(ターンオーバー)
ひっくり返すこと
「 ち 」から始まる用語
「 つ 」から始まる用語
「 て 」から始まる用語
「 と 」から始まる用語